数字で見るヴェルディ

いつまでもネガっていてもしようがないので
いまさらだけど分析


現在のヴェルディの低迷はディフェンスのせいなのか?
確かにHOT6で守備は崩壊したが、バドン就任後は
11試合で15失点、1試合平均1.36失点、4失点したジュビロ戦を除けば10試合で11失点、
守備が堅いとまでは言えないがそんなに悪い数字ではない。


一方の攻撃について見てみると
バドン就任後は11試合で13得点しており、これもまたそんなに悪い数字ではない。
それなのに、試合の結果はバドン就任後、2勝5敗4分(そのうち1点差負けが5試合)と勝ちきれていない。



それはなぜか?
Jリーグの公式サイトにある
データを見ると、




Jリーグ18チーム全体では総得点のうち約40%が前半、60%が後半の得点となっているが
ヴェルディは62%が前半、38%が後半の得点となっており、逆転している。
ヴェルディの勝ちきれない理由はこれではないか。

後半に点が取れない


後半に点が取れないということは、先制点を取られると追いつけない、先制点をとっても追加点が取れない、相手を突き放せないということになる。
今シーズン、後半相手に追いつかれたり、逆転されたりする試合を何回見てきただろうか?



後半に点が取れない理由は、先日のFC東京戦、Fマリノス戦でもそうだったのだが、
いまのヴェルディは、試合の経過とともに最終ラインがどんどん下がっていき、
前線との距離が離れてしまいFWが孤立してしまうからである、これでは途中でいくらFWを交代しても点を取るのは難しい。
(エメルソンのようにスピードのあるFWならそれでも点は取れるだろうが)



そして、最終ラインが下がってしまう理由はこの4つであろう。
・中盤でパスミス等により、簡単にボールを失うのでラインを上げられない。
・CBにスピードが無く、後ろにスペースがあると怖いのでラインを上げられない。
・単純にスタミナがないのでラインを上げられない。
・中盤でプレスしてくれないためラインを上げられない。(中盤と最終ラインの関係は「鶏の卵」なので難しい)


また、最終ラインが下がると中盤にスペースができてしまい、
そこを相手に好きなように使われ、攻撃を多く受けるうちにDFの集中力が低下していき、仕舞いには失点する。





ではどうするのか・・・つづく